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hirainoblog

漏れ出るものを垂れ流しておきたい

メモ2

今いる会社の入社規約っていうのが出てきて、契約条項に目を通したら、

「仮に会社を辞めても会社にとって不利になるようなことを世の中に言わない」

とかいう条項があって、一般的に当然なのかもしれないんだけど、世間知らずな自分はなんか変な規約だなーと感心してしまった。だから暴露本が売れるのか。

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そういえば、なんか以前webで見たんだけど、「当初はスゴかったのに数年数十年後に全く面白くない企業になるメカニズム」というのがあって。

当初は明確な「新しいこんなことをやりたい」のために集まった、意思共有がなされているスタートアッパーの集団だったところが、

徐々に事業が軌道に乗ってって、手が足りないので人を雇おうということになる。すると、その企業のしていることを「面白そうだなあ」と思っている「別に面白くない奴」が入ってくることによって、どんどん組織内が一般人化していくという。笑

これは、捉え方によってはすごく選民的で穴のある理屈だし、そして「面白い奴」「面白くない奴」の差もその企業の中でしか通用しない基準なんだけどね。(だから「うーん俺は『別に面白くない奴』側だな、という風に考えること自体が無意味。)まあとりあえず、へーとか言って。けど、ここから有用な方針(対策)を学べるとすると、2択。「新入社員に創業理念とか追求したい面白さを徹底して共有してもらう+そこでの関わり方(クリエイティブとか経理とか事務方とか...)を明確にする」か、逆に「全く新しいことを持ち込んで、組織内の転覆を図ってもらう」のどっちかじゃね?と思う。後者は、革命側が権力側を倒して政権を取った瞬間から、彼らは権力側となってしまう、というジレンマと同じで、常に会社がしっちゃかめっちゃかになるリスクを抱えながらもひたすら更新していこうというやり方。

 

それで、今の時代は、今までの時代以上にトップのリーダーシップにかかってると思う。

責任あるトップが前面に出てくる、なんてのは、熟成社会では、ある意味「うちの会社はトップが営業に出てくるような中小企業です」「責任のある役員クラスが非常に少ないんです」ということを(暗に)意味しているのかもしれなくて、特に歴史のある業界の中では、モノホンのトップは出てこない方がいい、彼らは彼らどうし夜のお店で業界の情報交換だけしてればOK、という考え方があるのもよく分かる。

だけど、どうなんだろう。今まで以上に即断即決が要求されてて、「一旦社に持ち帰って検討します」なんていう時間稼ぎが通用しなくなってきていると思う。システムを提供する企業も、そのサービスは半生で、OSのアップデートみたいにどんどん更新してこうと思ってる世の中だもの。末端同士が話し合って、社に持ち帰って、なんてするほど固まってないんだわ。逆に、可能性がある話なら、トップ同士が直接ぶつかって、「んじゃもうコラボという形で、タッグ組んでなにか展開しましょう」という方がwin-winなんじゃないの?っていう。最近成長しているタイプの企業はそういう感じなんじゃないのかね。つまりフットワークの軽さが大事だっていう。大きい企業もベンチャーであることが求められているんじゃないのか...と最近考える。一方がプラットフォームの側にコンテンツを供給するだけの立場になってしまうリスクは抱えながらも。

あと、直接カネにならない事業と、既にカネになっているコンテンツを生み出している社員は区別しちゃいけないよな、と。今の時代(とか言って時代を語るのとか数年はえーよって感じだけど)「継続的に自社情報に触れさせておく」ということもすごい大事なわけだし。それはタブー破りを含めて、フリーな情報を生み出し続けることって逆に課金コンテンツを作るよりも大事なんじゃないのか。と思うし。webの本懐なんて「フリーで情報を手にいれる」ことなんだ。

 

昨日の午後は、お金を扱っている高校の頃の友達と、官僚やってる友達に会って神宮の広場の野球場でどっかの社会人がソフトボールしてるのを観戦してた。お金の方の友達が『重版出来』くらいしか見てないとか言ってて感心した。お金を運用する人がモノを作るってどういうこと、みたいなモノ自体のさらに裏側に興味を持ってもらえているって大事なことだと思う。

高校時代に当時ソニーの社長だった出井伸之の講演会を見に行ったことがあって、まあ評価別れる人だと思うけど、「これからのソニーはモノを作らずサービスでやっていきます」って言ってたんだよね(「コンテンツ」とも当然言ってたと思うけど、たしかその時は「サービス」って言ってた。)そんでもうダメだ...と思った。そしたら本当にダメになっちゃった。

まあいいや、「重版出来」は面白いと思うんだけど、まだ原作読んでなくてあれこれいうのもアレだけど、ちょっと主人公がチートすぎて、逆に見てらんない時がある。「ド純真チート」。視聴率伸び悩んでいる原因があるとすると、やっぱ主人公に感情移入できないからっていうところなんじゃないのかなって思った。いくら群像劇とは言え、視聴者はそこまでストイックに「設計者」の考え方にはついていけないんじゃないのかしら。面白いけどね。がんばれ「重版出来」(そこ?)